どうやってもその農園にリンゴはならないだろうと言われていながらも主人公の努力の甲斐あって奇跡的にリンゴが成るという話を数年前に読んだ。その後映画化もされている。
「奇跡のリンゴ」
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その本を読んで数年後に僕は築30年の中古住宅を買ったのだけれど、庭に1本、リンゴの木があった。その頃にはもう「奇跡のリンゴ」の話は忘れていて、「ああ、リンゴが成ればアキさんがリンゴジャムでも作ってくれるかな」などと思っていた。
ところがいつまで経ってもリンゴは成らない。なんだよ・・・。リンゴの木なのに、リンゴ全然できないじゃないか。ムムム。・・・秋田のリンゴ農家の方と結婚された先輩が会社にいるので、どうしてリンゴができないのか聞いたら、「2本以上木がないと無理」とシンプルな返答。ああそうか、そういえばオリーブを植える時も植木屋さんにそう言われて2本植えたな。
チーン。
と諦めていたけれど、なんと去年、3個だけ、小さな実がなった。1本しかないのに何故だ!?近隣にリンゴの木があるのか!?すごいじゃないか!リンゴだ!!これはちょっとした事件で「絶対食べよう」と家族で話していたけれど、少し大きくなってきたところで大きめの2つの実が落ちた。最後の1つを大切に見守っていたけれど、結局それもある朝庭に落ちていた。
チーン。とはいえリンゴは成ったわけだ。来年もし1つでもリンゴが成ったら実が落ちないように細工をしよう。フムフム。
それから1年経って、実は大変なことになっている。
「・・・!!」
リンゴ、成りまくっているじゃないか!!
「!!!」
おいおい、なんだこれは!成りまくっている。多分30個くらい実がある。
原因不明。奇跡・・・あっ、そういえば「奇跡のリンゴ」って本あったな・・・。というわけで冒頭の話を思い出したというわけだ。なんだよ、ウチの方がよっぽど奇跡じゃねえかと、そう思うわけです、はい。
というわけでアキさんリンゴジャム製造よろしく。
「奇跡のリンゴ」と同じで、無農薬無肥料栽培、自家製リンゴジャム、楽しみだ。
製造過程は追ってレポします。
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