我が家では最近「ベッドが必要だ」ということになっていて、これは一生モノが良いよなあとアキさんと話しています。○トリやイケ○のような量産品は嫌だ。サーフボード同様、自分だけのオンリーワンじゃないと。でも予算が・・・嗚呼。
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広島県福山市の奥の方に、木工房がありまして、匠のKさん(後日紹介)が日々家具作りに熱中しています。この方、2年前にセミリタイア、その後は木工をライフワークとして、古い物件を改装した工房で鉋をかけたり工具をギャンギャンやったりしているわけです。僕も自分であれこれ作りますが、材の切り方や穴の開け方、塗装の仕方など、よくアドバイスをいただいています。
こちらがその工房内部。見ての通り、趣味の領域はとっくに越えてしまってます。行く度に道具が増えていて驚き(呆れ)ます。この日気付いたのは、鉋の異常な増殖。
いやどんだけ削るんですかと。まあいいや。
2年前までアパレル企業の重役として豪腕辣腕をふるっていた匠ですが、現在は山奥で工具と銘木をブンブンと振るっているわけです。一般的にはリタイアと呼ぶこの転身、実質はその逆、年間休日は大幅に減ったのではないでしょうか。大体いつも工房にいて、あれ?在職中よりマジm・・・・やめとこ。
工房の2階に少しサンプルがありましたのでパチリ。
主な材はメイプルかチェリー。匠の作品、メイプルが多い印象ありますね。至極上品。シャープなディティールで、非常に知的な作品の数々。
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さてさて、ところ変わって一気にカジュアルダウンしますが、こちらは我が家のリビング。
写真右側のダイニングテーブルと中央の食器棚は匠の作品です。ダイニングテーブルは原木の製材から匠と2人で取り組んだ僕史上最強のDIO (do it ourselves) です。匠の趣向とは違えど、強烈に主張すれば「こういうのはワシの趣味じゃあないが・・・」など呟きは入りつつも対応してもらえますよ。
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冒頭で「・・・嗚呼」と予算に頭を抱えた僕ですが、先日匠のもとへ。はい。オーダーです。
予算はありませんが、木取りや大道具的な作業など、部分的な手伝いでコストを削減するという、僕ならではの算段です。スペックと予算のみ確定。素晴らしい商談と相成りました。予算が無くてもなんとかならないものか・・・僕の生活ではよくあることですが、いつも周囲の方々の温かみに支えていただいて、見事になんとかなっています。感謝です。ありがとうございます。
納品は盆明けあたりでしょうか。匠、よろしくお願いしますね。今度木取りに行きますね。
ー 続 ー
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