唐木俊介のブログ

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小林さん。

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本日大阪、朝から5件の商談。1件目、とあるレディースアパレルメーカーに女性スタッフと仕入れに向かった。いつもお世話になっているF社、それまでお世話になっていたKさんがこの度担当を変わることになり、新任の担当の方は入社2年目のフレッシュな男性=小林さん(若い。お名前もエピソードもご本人に掲載OK頂きました)、宜しくお願い致します。

 

さて商品を見ましょうと席を立ち、女性スタッフ中心に商品を見て回る。レディースのメーカーさんなので当然、レディースの洋服がショールームに並んでいる。それを女性スタッフがひとつひとつ見たり試着したりしながら仕入れる商品を決めていく。素材やシルエットなどわからないことがあれば小林さんに聞く。小林さんは質問に答え、どのアイテムが売れ筋か、在庫状況はどうかと必要な情報を提供して下さり、商談が進む。ただ僕は途中から何だか違和感を感じた。最初は何だか分からなかったその違和感の正体が3分後に分かった。

 

小林さん、商品を説明する時、自分の身体に商品を当てている。あまりにも自然に。

弊社スタッフ:「へえ、『バルーンスカート』ですか。着用したらどんなシルエットなんですか?」

小林さん:「ええとですね・・・こんな」と丈の長いスカートを自分の腰に当てている。あまりにも自然に。そういえばさっきもワンピースを身体に当てていた。あまりにも自然に。

弊社スタッフ「ふむふむ」あまりにも自然に。

僕はようやく気づく。「ふむふむ」じゃねーよ、と。

 

見たいのはレディースの洋服、いやいや目の前にいるのは小林さん who is やや屈強且つ爽やかな男性、with バルーンスカート、in バルーンスカート、いや covered with スカート、for the スカートfor the ピープル。・・・最後はリンカーンの演説みたいになったけれど、とにかく僕はツッコミを入れる必要を感じた。あまりにも自然に当てているのがなんとも言えない。というわけでひと通りツッコミを入れさせていただいた。 for 小林さん。これで違和感解消。小林さんも完全に無意識のうちに当てていたようで、おそらく今まで他のお客さんにもそうしていたんだろうけれど、ツッコミが入ったのは初めてとのこと。それもわかる。だって、あまりにも自然だもの。あまりにも。というわけで一同爆笑。

 

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その後4件回り、合計5件の商談の帰り際、電車に乗る前に撮った御堂筋。煌々と光る大丸の看板よりも何倍も大きな二重丸を小林さんに献上したいと思った。

小林さん、初対面で掴み最高。次回は是非写真で登場してくださいね。今後とも宜しくお願い致します。

 

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