瀬戸内の朝。早朝の港。
遠くに見える小さな灯台。風情あり。
そして出航。
船上から眺めると、灯台のふもとではオジサンが釣りをしていた。
朝イチ、到着してとりあえずビール。プシュッ。最高です。
ハロー。
こちらは瀬戸内海に浮かぶ大久野島。穏やかな海に波は全くありません。しかも朝はビーチに人も少なく、なんともメローな時間でした。娘たちと浮輪でプカプカ浮かんでいました。
やがて人が増えてきて、皆ビーチで遊び始めるのですが、僕としてはずっとプカプカ浮かんでいるのもつまらない。かといってサーフィンはできない。波のない海で何をすればいいのかわからず、娘たちが貝拾いに砂浜に上がった後はひたすらクロールや平泳ぎで海水浴エリアを往復。カップル達が砂浜で水を掛け合ったりしてキャーキャー言っているその近くでひたすら泳ぐという謎の行動。「なんであの人ずっと泳いでんだろうね」みたいな視線も時々感じました。まあいいや。充分リフレッシュできたぜ。チョー気持ちいい。はい。
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ところでこの島ではウサギが野生化していて、別名「ウサギ島」と呼ばれることもあります。港に降り立つと沢山のウサギがピョンピョン跳ねている。娘たちは大喜び。用意していたニンジンをあげてウサギと触れ合・・触れるのはできなかったようですが、楽しそうにウサギと戯れていましたよ。
美しい海+ウサギ、これには娘たちも大喜び。しかもこの島は外周4kmとコンパクトで過ごしやすい。これは気に入った。次はキャンプだな。テントを張ってゆっくりしよう。
というのも、実はこの島は他にも見どころ満載なのです。大久野島は日露戦争時に要塞として整備されていて、その後第一次〜第二次大戦にかけても、毒ガス製造所となっていたのです。軍事的にかなり重要な島なので地図にも載せられず、地図から消された島みたいな異名で呼ばれることもあります。毒ガスの貯蔵庫、火薬庫や砲台、火力発電所など、当時の施設跡が廃墟となって残っていて、それらを見ることができる・・・個人的にはかなり気になりましたが、今回は午前中だけのショートステイ。ちょっと見る時間は無かったですねえ。
いや待て、娘たちが貝拾いに上がった後、一人で黙々と泳がなければ少しは観光できたんじゃないのか。
帰り道、こんなところでウサギと化している時間を使えば、何か一つ見れたんじゃないのか。
まあいいや、また行こう。ブツブツ。
娘たちも帰りたくなさそうでした。また来ようぜ。
good bye 大久野島 : )
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