唐木俊介のブログ

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洋服供給過多困惑多々

更新日:

あー!!ちょっとボヤいとくか!!

 

 

 

 

 

 

ええと、

 

昨日から大阪です。

 

洋服関係の仕事をしていますが、日々喘いでいます。

 

20年前の国内市場規模は15兆円、現在は9兆円。

 

20年前の国内流通点数は20億点、現在は40億点。

 

60%に減ったパイを、200%の流通点数で取り合うと。

 

従事者の競争率は劇的に上がっているわけですね。

 

こんな供給過多な業界、他にあるのか??

 

 

 

そんな中、ユニクロはグループで国内約1兆の売上をスコア。単独首位の勝者具合が凄い今日この頃です。

 

 

①大阪の某メーカーさんにて:

「いや~、コレだと思って、1カ月半で仕上げて(←かなり早い)、小売店さんに出荷する前の日の夜ですよ、テレビでスキャットマンが『ピーパッパッパラッツオ♪♪』いうて、いやハイテンションで歌てる場合かいうて。しかもGU、中条あやみと内田有紀て。いやいや、もうやってられませんわ」

 

と、こんな会話が諸所繰り広げられているわけですが、

 

 

 

ごく稀に

 

 

 

②仕入先メーカーの方:

「おかげ様で売れてます。うちはニッチなとこ狙ってますし、社員も5人、少人数で小回り効きますしね。あんまり規模を大きくとか考えてないんですよ。伝えたいコトだけ表現して、一部のお客様に喜んでいただければそれで・・・」

 

 

みたいな人たちもいる。②の話を①の人たちが商談や業界誌などで見聞きして「うん、まだイケるぞ!!」と意気込むわけですが、①と②ではそもそも・・・。あ、やめとこ・・・。

 

 

ブツブツ言いながら歩く商談後の大阪心斎橋筋。長堀通を渡る手前で撮ったのが冒頭の写真。目に入る看板はアイフル・ZARA・H&M・ユニクロ・・・嗚呼、価格競争・・・そして通りを歩く多くの中国人旅行者。まだ爆買いしてるんでしょうか?それに対してWEGOのスタッフが店頭で中国語で呼び込みをするという・・・そんなカオスが2年くらい続いています・・・。

 

 

 

 

ちなみに20年前、僕は広島と岡山の県境に位置する福山に住む高校生。地元では古着屋中心でしたね。リーバイスの古着(といっても66後期や赤耳中心)や、時々高速バスで1時間半かけて広島に行って有名なお店で服を買うなど(ちなみに当時は広島に行ってもユナイテッドアローズさえ無かった・・・)。ファッション誌を見て、販売店の名前を見て・・・といった、超アナログな方法。それが楽しかった。地元で「え?それどこで買ったの??」的な会話も当時ならでは。今は手元のスマホやPCで全部完結。交通費を貯めて地方から東京に買い物に行かなくても手元で完結。あの雑誌に載っていたあの店のあの商品も簡単に手に入る・・・情報のスピードも劇的に加速、都心で売れているものが何か、瞬時にわかる時代。嗚呼・・・。

 

 

 

こんな時どうする!?・・・解は何だ!?

 

 

 

 

ブツブツ・・・横断歩道を渡りつつ、あ、そういえば今回の出張2泊3日なのに、靴下1足忘れたんだった。買っとこ・・・。とユニクロに行って3足990円のショートソックスを買うという・・・。だって安いし、普通に使えるもん。 ん・・・?? 何か・・・??

 

 

そんな今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

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