唐木俊介のブログ

daily life handcraft

圧倒的な芸術作品

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雨の日曜、妻のアキさんは仕事だったので、そういう日は僕と娘2人で過ごすわけですが、台風接近中で外出しても大雨なので、自宅で何かしようと企みました。iPadでゲーム、オセロ、かくれんぼ・・・思いついたことを端からやっていくわけですが、昼過ぎに娘たちが粘土遊びを始めました。

 

 

 

 

 

 

テーブルの上に広告紙を敷いて、コロコロっと丸めた粘土を適当に(本人は真剣なのかもしれないですが)造形して、下の娘は「お団子〜」とか、上の娘は少し年上なのでレベル上がって「クロワッサン〜」とか言ってくるわけです。なぜ二人とも食べ物なのかは知りませんが、やがて「パパもなんか作って〜」という要望がありまして、少しの粘土を手渡されました。

 

 

 

娘は8歳と5歳、対する僕は37歳。当然ながら生きてきた年数が違います。ここで僕が「お団子〜」などとそんな幼いことを言うわけにはいきません。ここは芸術性において娘たちに圧倒的な差を見せつけなければならない・・・。粘土か、所謂クレイアートというやつか・・・。どうしようか。僕は悩みました。まるでオーギュスト・ロダンの " The Thinker " のごとく悩みました。いっそのこと、それを粘土で作ってやろうかと考えたほどです。

 

 

 

ロダン " The Thinker " 考える人の像

 

 

 

でも娘は「考える人」なんて知らないよなぁ・・・。かと行って木彫りの熊みたいなの作ってもなぁ・・・。イギリスのロイヤルカレッジ・オブ・アートでアートクレイと彫刻を習得、首席で卒業した後に世界各国で活躍した功績が注目され、来月から情熱大陸の密着取材が控える「現代の運慶」と言われている僕がそんな「クロワッサン〜」なんて言うわけにはいかないからなぁ・・・。パッと見ても気付かない、あたかも何年も前からそこにあったかのような自然な佇まいで、且つ視線を集めた時は小さいながらも圧倒的な存在感を発する、そんな強烈な芸術性を持つ作品が・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見えますか?それはもう皆さんの目に映っています。それなのに、あまりに自然な佇まいなので誰も気付かない。嗚呼。完璧すぎる・・・。

 

 

 

ヒントはテレビです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うむ。もうほとんどの方が気付かれているはず。テレビの右上に、その小さな巨人は存在しています。

 

 

 

ただ、まだ気付かれていない方も少しはいらっしゃると思いますので、お見せしましょう。

 

 

 

 

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・・・お気持ちはわかりますよ。皆さん、あまりの完成度の高さ、その造形美に言葉が出ないんでしょう。わかります。

 

 

 

 

 

 

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ええと、月曜の朝からこんなク●みたいな(いや、実際にk・・・やめとこ)文章を最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。長い前置きで散々トグロを巻いといて(いや、実際に巻いているんですが)コレかよ。なにが現代の運慶だよ・・・ん?運k・・・これもやめときます。あと「イギリスのロイヤル〜」のところ、嘘です。

 

 

 

朝から失礼致しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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