以前大阪道頓堀で食べた天カス山盛りのタコ焼きが忘れられず、次に家でタコ焼きを食べる時はできるだけあの味に近づけたいと企んでおりました。
その時の記事はコチラ↓↓
↑↑大阪から帰って一週間後くらいでしょうか。ありがたいことに、タコ焼き用の鉄板がついたホットプレートを譲り受けました。今まで使っていたオモチャみたいなタコ焼き器と違って、今後は火力バッチリで美味しく焼けるなぁと妻のアキさんと話していました。頂いたのは象印のホットプレート。今はモデルチェンジして後継器が販売されています↓↓
数日後、例の天カスたっぷりのタコ焼きを作ろうとアキさんが意気勇んでクッキングスタート。僕はソファでスマホをピコピコしていましたが数分後、食卓の方から・・・
「なんかこのプレート、火が弱い・・・」
とアキさん。
あらら。古くて調子が悪いのでしょうか。
「やっぱりちょっと火が弱い・・・」・・・見ると確かに少しだけですが火が弱く、1プレート焼くのに少し時間がかかった印象。せっかくの天カスもなんだかシットリしちゃった・・・とアキさん意気消沈。美味しかったけれど、想像ほどではなくて僕も意気消沈。チーン。
とそんなことがありました。
そして食後にコーヒーを飲んでいると、キッチンの方から
「ア゛ーッ!!!!」
とアキさんのシャウト。
何事だ・・・?
「どした?」聞くと・・・
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↓↓
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「・・・!!!」
なんと、アキさん、焼肉用のプレートの上にタコ焼き用のプレートが乗った、鉄板二枚重ねの状態で調理・・・!!!火が弱いというか、逆にその状態でよく焼けたな・・・。
・・・。
ハハッ。
ハッハッハッ。
ワーッ、ワーッハッハッハ・・・。
ワ、ワーッハ・・・・
・・・。
これは今年の天然エピソードの中でもなかなかのビッグヒットなんじゃないだろうか・・・オスカー狙えるぜアキさん。
もう、全俺が泣いた。
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っていうことがありましてね、次のタコ焼きは絶対に成功させると意気込んでいたのであります。そして昨日のこと、
まず焼肉用のプレートを外して、それを超怪力でクルクルと丸めて、大雨降りしきる窓の外にダルビッシュ的強肩でブン投げてからクッキングスタート・・・(嘘。そっとキッチンの方に置いてからスタート)。
大きなタコ、出汁の効いた生地、そして紅生姜と溢れんばかりの天カス、そしてその上にさらに" 追いダコ "・・・。
敷き詰めて、漂う香り、もう美味い・・・。
アキさんの華麗なる竹串使いで外はカリカリ、中はトローリ、且つ天カスなど具材の歯ごたえ抜群、美味すぎるタコ焼きが完成。美味い・・・。これは過去のホームタコ焼きで間違いなくNo.1のヒット。今度こそ良い意味で全俺が泣いた・・・。
ジュウジュウと焼きながらアキさん「あ〜、やっぱこのプレート、火力強くていいわ〜」と感心。僕は鉄板2枚事件のことなど百万光年先の巨大ブラックホールに葬り去った様子で淡々とタコ焼きを調理するアキさんの胆力に感心。いや、でもホント美味かった。何より家族一同その美味しさに感心。ごちそうさまでした。
ホームタコ焼きのポイントをまとめると、
・大きなタコ
・熱々でトロッとした中身
・出汁が効いている
この3点にプラス↓↓
・溢れんばかりの天カス
・火力
この2点を加えた5点、これがタコ焼きの鉄則ですね。あっ、なんだか最近よくあるタイトルの「絶品タコ焼きを焼くために必要な5つのコト」みたいになってしまった・・・。これはベタで嫌だし、なんか5つというのは多くてわかりにくいから、もうシンプルに1点にまとめます。
・焼肉用のプレートを外しておくこと
うむ。これに尽きる。他に何もいらない。
それにしても、アキさんの天然ネタはまさに"鉄板"だな。日々いろんなコトが起きる我が家なのであります。嗚呼・・・。
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