唐木俊介のブログ

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オクラとイクラ

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商談の席にて、取引先の方がアパレル製品の生産工場があるインドに頻繁に行かれるのですが、そこで食べるカレーが美味いと。そのカレーを日本に持ってきてカレーの移動販売みたいなことをやれば売れるんじゃないかと企んでいるという話になりました。向こうでは我々周知の「ナン」ではなくて「ロティ」という全粒粉を使った無発酵のパンにカレーを付けて食べる方が一般的で、ナンはやや高級な印象だそうです。ナンはふっくらとして厚みがあるのに対し、ロティは薄くてカリッとした食感のモノが多いと。このロティは日本であまり知られていないので、これを持ってきてカレー屋をやってはどうかと。なるほど。

 

 

 

同席の後輩がすかさず「唐木さん顔濃い目やし、インドから来てカレー屋出したんです言うてもバレないんちゃいますか?本場っぽくて売れるんちゃいますか」と言うので間髪入れずダルシムばりのヨガファイヤーを浴びせておきました。というのは冗談で、素早いボケがありがたかったので笑顔で「ダンニャワード」と言っておきました。

 

 

※ちなみにこれがダルシムのヨガファイヤーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて話を戻しますが、その方がインドで好んで食べるのが「オクラカレー」だそうです。細かくカットされたオクラがふんだんに入ったカレーで、これが美味いと。「オクラカレーをロティに付けて食べる」これがその方の鉄板メニューらしく、もう店を出すなら主力メニューはこれしかないと・・・。

 

 

 

そのオクラカレーの「オクラ」という言葉が、インドでも通じるそうなのです。「オクラ」と言えばオクラが入ったカレーが出てくると・・・。ヒンズー語では「ビンディ・マサラ」という、カレーの定番メニュー・・・その言葉を英訳すると「オクラカレー」だそうです。「オクラ」とは外来語なのですね。我々は英語の「OKLA」を日本語で読んで「オクラ」と呼んでいるようです。これは知らなかった・・・。僕はてっきり日本語だと思っていました。

 

 

・・・とオクラの話をしていると、先ほどヨガファイヤーを浴びせた後輩が言うのです。

 

 

「イクラもそうですよ」と。「イクラはロシア語らしいです」と言うのです。

 

 

・・・知らなかった。イクラもオクラも、共に外来語だと・・・。

 

 

「先日撮影用のモデルを手配したら、そこに来た子がウクライナ出身の子で、その子が『イクラ』はロシア語で『イクラ』だって言うてました」と。へぇ・・・オクラ・イクラ・ウクライナ・・・。

 

 

 

これ、踏めるやん・・・とメモ帳に書き記したのが3週間ほど前のことなのですが、このままではメモがオクラ入りになりそうだったので無理矢理ワードを引っ張り出して粘って書いてみたのですが、いくらか暇つぶしになったでしょうか、なってなかったらカシマカレン。ブツブツ・・・。

 

 

 

 

 

 

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