唐木俊介のブログ

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洗剤と重曹と焼酎

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年末の大掃除というのを大体この時期にやります。仕事納めのお正月休みではなく、クリスマスよりも前に済ませることによって、年末のイベントを余裕をもってキレイな家で楽しむことができるのです。いつもの掃除ポイントであるキッチン、お風呂、トイレなどに加え、換気扇、レンジフードやエアコン、窓、網戸、ついでに車も・・・といった感じで、とにかくいつもより気合を入れて掃除します。

 

 

 

特にレンジフードの油汚れは、不織布のフィルターを使っているとはいえ、年に一度の掃除ということもあって、取り掛かる前にやや億劫になります。去年はパーツクリーナーを試してみましたが、表面的な汚れしか取れず、凝り固まった油汚れには歯が立たなかった。結局大量のJOYとブラシでゴシゴシとやり続けた、あれ大変だったなあ・・・なんか簡単に落ちる方法ないかな・・・とブツブツ言っていると、妻のアキさんが、

 

 

 

 

「カジエモンのやつ、凄かったよ」と言う。ああ、「家事えもん」ね。時々聞きますが、詳しくは知らないなぁ。アキさん重ねて「洗剤重曹焼酎のやつ、この前テレビでやってたけど凄い汚れ落ちてたよ~」と。ほう・・・。

 

 

 

というわけで「洗剤 重曹 焼酎」でググってみたら、沢山出てきた。検索で一番上に出てきた記事がコチラ↓↓リンク貼らせていただきます。

 

得する人損する人家事えもんの手作り万能洗剤の作り方!重曹&焼酎&洗剤で出来る!

 

 

中性洗剤と焼酎と重曹を混ぜると、

 

①中性洗剤に含まれる界面活性剤が油汚れを浮かせ、

②焼酎に含まれるアルコールが①をパワーアップさせる

 

とのこと。おっと、重曹は?と思いましたが、読むと記事下部に「研磨効果が」と書いてある。確かにそれもありますが、重曹はアルカリ性なので、油など酸性の汚れを中和させて分解し、汚れを落としやすくする効果もあります。要は油汚れを分解して浮かせまくるわけですね。

 

 

よし、作ってみよう。しかし焼酎か、新しいな・・・食器用洗剤と重曹と焼酎、全て食器に触れても問題ないものだな・・・というわけで、プロテインシェイカーで作ってみた。焼酎は芋しかなかったので芋で。美味しくていつも飲んでいるやつですが少しだけ・・・。

 

 

 

 

 

で、後悔した。重曹が底に沈み、その上に中性洗剤、一番上に芋焼酎が浮かぶという謎の液体、いや~、異様です。

 

 

 

ここからひたすら作業で、ビフォアアフターの画像ありませんが(雑かw)、この洗剤を割り箸でグルグルと混ぜて粘液状にして、油汚れがついている換気扇のコアやレンジフードの部品、コンロ周りにまんべんなく塗布してみました。10分ほど経ってスポンジで擦ると・・・、

 

 

 

 

 

 

 

超とれた・・・

 

汚れ、超とれた。

 

 

 

 

 

もう、過去最高にとれた。なんだこれ・・・。もう絶対やった方がいいですこれ。・・・いや、これね、開発者の皆さん、花王やライオンの、洗剤を作る研究をしている人たち、これ知ってたんじゃないかと思うんですよ。焼酎っていうのがちょっとアイデアっぽいけれど、要はアルコールでしょう。洗剤と重曹とアルコールで最強洗剤ができる・・・ただ、これを作ってしまうと多種展開している自社製品が売れなくなる、そんな勢いで凄く汚れが取れてしまうから、もう黙ってたんじゃないかっていうくらいに油汚れが落ちました。

 

 

 

少し逸れますが、アース虫コロリっていう粉末殺虫剤の対象害虫の欄には「G」が入っていません。ある日、虫コロリを撒いたところを小さなGが通り過ぎた直後にピタッと動かなくなったのを見た時、これは多分、殺虫剤としては十分に効果があるけれど、ここにGを載せると、G関連のいろんな殺虫剤を売るためにあえて載せていないんだと思ったことがありましたが、その時と同じような感覚です。とにかく効果が凄い。

 

 

 

 

"家事えもん" こと松橋 周太呂さん、これは大発見、ナイスすぎますね。ありがとうございます。感嘆感謝、一心不乱に掃除したのでした。

 

 

 

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