唐木俊介のブログ

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なんでも病

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寒い日が続きますね。少し冬型の気圧配置が緩んだ今日も広島の最高気温は5度。寒い日が続いております。いや、元々冬とはこんなもの、暖かい冬が何年か続いただけでこの寒さに嘆いていてはダメだなと省みたのであります。

 

 

 

さて、そんな寒い冬真っ盛りですが、依然インフルエンザが猛威を振るっております。

 

 

 

インフルエンザ患者、過去最多の283万人に。 - ハフィントンポスト(1/26)

 

 

 

なんと今年は過去最多というじゃありませんか。年末に書いたコチラ↓↓の記事でも、人口が減ってマスクの生産量が増えているから、さぞかしインフル患者は減っただろうと思ったら、なんと増えている!!というのを書きました↓↓

 

マスク

 

 

 

この時は「やはりマスクは意味がない!」と思い、それ以降マスクをすることが減ったのですが、そもそもインフルと認定されるための基準とは何ぞや?と聞きたくなるニュースに出会いました↓↓

 

 

熱が出ないインフルエンザに【要注意】

 

 

なんと、高熱が出なくてもインフルエンザにかかっていることがあると。そしてそれを「隠れインフルエンザ」と呼ぶそうです・・・。これについては全力で「は?」をお見舞いしたいのであります。小藪一豊さん風の強めの「はぁ?」を。

 

 

 

いやそんなん言うたらなんでもそうやん。「軽い風邪のような症状で高熱が出ない」って、いや、それ軽い風邪やん!!40度ならんのかい・・・ただただ風邪やんそれ。「ちょっとしんどいな・・・」と会社を早退、周りに迷惑がかかってはならぬと早めにインフル検査を受けるのが最近では通例となっていますが、センシング技術が向上しているのでしょうか、高熱が出ないその症状を「インフルエンザ」と認めるなら、そんな人は今までも沢山いたと思われるわけで、人口が減っているにも関わらず患者数が増えているという患者数の推計グラフにも納得がいくのであります↓↓(ちなみに週目前半で大幅に患者数が激増しているのは2009年、豚由来の新型インフルエンザが大流行した年です)

 

 

 

 

もうわからん。ウチの娘も先週凄く体調悪かったけれど、もしかしたら「隠れインフル」だったかもしれません。いや、インフルエンザに関してはセンシング技術よりも特効薬を開発する方に医学の叡智を結集していただきたいと思います。センシングでいうと、全身に投影液を点滴して初期のガン細胞までも早期に検知する「PET検査」、これはイイですね。厚労省から発表された「平成28年(2016)人口動態統計(確定数)」によると、日本人の死亡原因の第1位はやはり悪性新生物=ガンです。それを聞くと、こちらの検査技術はどんどん進化してほしいなどと思うのであります。

 

 

ただですね、検知技術、予防医療が進化するのは喜ばしいことですが、センシングが敏感になりすぎて今まで風邪だと思っていた症状を「隠れインフルエンザ」なんていうのはちょっと待って。"病は気から"って言うじゃありませんか。そこは「風邪」でお願いしたい。そのうち「サザエさん症候群」なんて診断書に書かれる日が来るんじゃないのか・・・?どんなに軽い症状でも重めの病名を付けてしまうその傾向に「なんでも病」と名付けたいなぁなんて密かに思うのであります。

 

 

 

ハッ!・・・俺も「隠れなんでも病」にかかってもうてるやん・・・。

 

 

 

 

「・・・。」

 

 

 

 

はい。来週も寒い日が続くようですね。皆様ご自愛くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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