唐木俊介のブログ

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太陽の塔

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太陽の塔に、入れるそうです。

 

 

 

 

 

画像はネットから拝借しました。

 

 

 

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大阪の千里から「大阪モノレール」というモノレールに乗ったことが2回ほどあります。この電車に乗ると途中で「万博記念公園」という駅を通過するのですが、そこで「太陽の塔」が見えます。デカっ!!あれが太陽の塔か・・・なんて思っているとすぐに電車は通りすぎていきます。

 

 

太陽の塔・・・芸術家の岡本太郎氏がデザイン、1970年に開催された日本万国博覧会のテーマ館として、母の塔・青春の塔・大屋根と共に作られた巨大な塔です。万博が開催されたのは自分が生まれる10年前なので、僕は万博がどういうものかさえ、いまだによくわかりません。はて、万国博覧会とは何ぞや。

 

 

 

調べると外務省のHPに「国際博覧会条約」という条約の抜粋が載っていて、そこに博覧会の定義が載っていました。

「二以上の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催しであって、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは二以上の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう」

 

 

万博とはつまり、新しい文化や科学、産業技術の展示を目的に世界的な規模で開かれる博覧会のことですね。世界的な規模・・・ちなみに1970年の大阪万博は、それまでに各国で開催されてきた万国博覧会として史上最大規模を誇り、しかも史上初の黒字化を成し遂げたという世界騒然の巨大プロジェクトだったそうです。総来場者数なんと 6,421万8,770人 !!(ちなみに当時の日本の人口が 1億466万5千人 ですよ。これは驚愕の数字・・・よくそんなに多くの人が集まったものです。大阪が全体的に3センチくらい沈んだんじゃないだろうか。ブツブツ・・・。

 

 

そんな世界規模の博覧会のシンボルがあそこに悠然と立っているのか。やっぱりシンボルといえば高い塔だよな・・・(ちなみにパリのエッフェル塔は、1889年にパリで開かれた万博の時に建設されたものだそうです)。今まであの駅で降りてみようなんて思ったことなかったけれど、万博について少し調べた今となっては気になって仕方がない・・・。

 

 

 

3月からの内部公開に先立ち、1月19日から入場予約が開始されているようです。僕もオフィシャルサイトを見れば見るほど行きたくなってきました。嗚呼・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さて、岡本太郎氏といえば「芸術は爆発だ」ですよね。これをググっていると、以下の言葉に出会いました。

 

 

「爆発というと、
みんなドカーンと音がして、
物が飛び散ったり、壊れたり、
血が流れたりする、暴力的なテロを考える。
僕の爆発は、そういうんじゃないんだ。
音もなく、宇宙に向かって精神が、
命がぱあっととひらく。無条件に。
それが、爆発だ。」

 

 

「音もなく、宇宙に向かって精神が、
命がぱあっととひらく。無条件に」

 

 

 

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大阪万博が終わって、これから太陽の塔は何と向き合うのか、と聞かれた時、岡本太郎氏は一言「宇宙だ」と答えたそうです。それから実に48年もの間、無言で立ち続けるあの太陽の塔・・・その内部には「生命の樹」という巨大モニュメントがあるそうです・・・。音もなくぱあっとひらいた、そんな精神の爆発をぜひこの目で見てみたい・・・そんな気持ちがちょうど今爆発しているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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