--

2025年 3月

投稿日:

 

3/1(土)

昨日、2月分の日記をアップした。今朝になって友人Kから「あれ日記なん?何なんw」と藤井風風のLINEが来た。藤井風風。なんだか欧陽菲菲みたいな字面である。

さらっと書いているように見えるかもしれないが、欧陽菲菲の変換には時間を要した。最初に「おーやんふぃふぃ」と入れて変換したら「オーやんフィフィ」と出た。むむ、漢字一文字ずつちゃんと変換しなければならないのか。と、あらためて「おうやんふいふい」と打って変換すると「追うやん不意不意」と出る。どうしても途中で関西弁になる。今度は頭の中で漢字をイメージしながら「おうようひひ」と入力した。我ながら非の打ち所がない。と、変換すると「応用ヒヒ」なるほど。変換の仕組みを応用したつもりが逆に嘲笑われ、しかもヒの打ち所を二つも与えてしまった。キリがないから終わりにしようと「おーやんふぃーふぃー」で検索し、表示された「欧陽菲菲」をコピペした次第である。自分の人生が大変だと思っている人は、私の日記を読むといい。

昼、髪を切った。今度こそグレイヘアにすべく、カラーを入れず耐えている。

夜はウェイト&スイム。宇多田ヒカルみたいな言い方である。

 

3/2(日)

今日の広島県南部の最高気温は15度。ただし晴れているわけではない。朝から雨が降ったり止んだりで、常に霧が立ち込めていた。昼から家族でメガドンキ、親戚の見舞い、文房具屋、図書館。動き回った帰り道、疲れた身体に国道沿いの風景が沁みる。ガソリンスタンド、洋服の青山、マクドナルド、くら寿司、中古車販売店。地方都市、四人家族の日曜日。

 

3/3(月)

朝イチで「ウチヤマダフーヅ朝礼」を拝読。本日もご安全に。

「月刊ショータ」が更新されていた。ただ海を越えて遠くの国へ行くだけではない。30年という時を越える旅の話。たまらんぞ。

夜、TさんからのDMで心あたたまる。どんな薬よりも、栄養よりも、あたたかい言葉。

 

3/4(火)

Twitterをやめて、一時的にFacebookを見る機会が増えたのだが、知らない人の投稿ばかり流れてくる。飽きた。崖から飛び降りる動画や芸能人の名言など、要らない情報の宝庫。過激な言葉や映像で誰かの心を動かそうというのは、極めて幼稚な発想なのである。あと、サーフィンの動画もよく流れてくるが、これは要る。

 

3/5(水)

注文していたシルバーワックスが届いた。白髪に寄せる。今度こそ白髪染めをやめる。

 

3/6(木)

なんと、一昨日から、ひろのぶと株式会社の皆さんが取材で尾道に来ているとのこと。HさんのFBを見て、お茶を噴くほど驚いた。良い旅を!

 

3/7(金)

シルバーワックス、かなりゴワゴワになる。しかし悪くない。

11時すぎにAnizine、12時すぎに写真の部屋、18時すぎに博士の普通の愛情、1日に3通の更新お知らせメールが届いた。私の予想では、ワタナベアニは5人組。

そして夜には「月刊ショータ」が更新されていた。「アメリカ南部ひとり旅」たまらんぞ。

 

3/8(土)

流体力学の研究に丸一日を費やした。今日こそ3次元ナビエ・ストークス方程式を解いてやろうと3時に起きて鳥取へ。朝はリーフ、午後からビーチで、それぞれ流体力学におけるラグランジュ微分について研究。終日良い波であった。

 

3/9(日)

朝、スタッドレスタイヤをノーマルに履き替えた。タイヤの交換作業、どうしても30分を切れない。ちなみにF1のピットストップでマシンを止めてから4本のタイヤを交換し、再びマシンが動き出すまでの時間は3秒ほどである。私にもまだやれることがあるはずだ。

 

夏タイヤに履き替えてから、娘たちのリクエストで山登り。近隣の低山をハイク。ぽかぽかと暖かい陽気の中、頂上の巨岩に腰掛けて家族一同カップラーメンを食べた。娘が「パパの隣がいい」と言う。不覚にも照れてしまった。「ほい」とスペースを開けると、お湯を入れたカップ麺を手に持った娘が隣に腰をおろし、嬉しそうに言った。

「わーい。パパおっきいから横に座ったら影になって日焼けしないもん」

聞き慣れない鳥の声が、遠くで高く鳴った。

 

 

3/10(月)

歯磨きがなくなりそうだったので、予備として新しいのを出した。古い方は頑張って絞り出せばまだ何日かは使えるだろう。

 

3/11(火)

ジムでよく会う常連さんに「次の芦田川出るんですか?」と聞かれた。え、芦田川で何かあるんですか?と聞き返すと「芦田川トライアスロンですよ。オリンピックディスタンスですよね」とのこと。どうやらトライアスリートだと思われているようだ。ワシ何屋やねん。

 

3/12(水)

晩御飯が煮込みハンバーグだった。うれしい。晩飯の時間が来ただけでもうれしいのに、献立が煮込みハンバーグ。さらにうれしい。美味しすぎておかわりしてしまった。二個目ハンバーグである。

 

3/13(木)

今日はZoomで面白い打ち合わせに参加した。面白かった。こう書くと、私がただ面白かったと言っているように見えるかもしれないが、よく読んでほしい。私は、ただ面白かったと言っている。

 

3/14(金)

起きてすぐに、ウチヤマダフーヅ朝礼。朝から身が引き締まる。初めてコーポレートロゴを拝見した。

セブンイレブンでコーヒーを買った。機械にカップをセットしたら「濃いめ 普通 うすめ」と、味の濃さが選べるようになっている。濃くてもうすくても100円。つい濃いめを押してしまう。

濃すぎる。ふた口飲んだらもう要らん。

そういえば、今日は日本アカデミー賞の授賞式であった。今年は呼ばれていない。

 

3/15(土)

急に冬型の気圧配置。北東風が強く吹いた。最高気温は昨日より7度低かった。

夕刻1キロだけ泳いできたのだが、着替えている時にロッカーの角が足の小指にぶつかってきた。最高裁まで行く。

 

3/16(日)

3時に起きて島根へ。モジュラー形式の研究である。風が北北東に変わるまで、クリーンコンディションで3時間の研究活動に勤しんだ。いつもふざけて書いているように見えるかもしれないが、私は真剣である。我々が波面に描く曲線は、海という、いや、波という、様々な変換に対して不変な対称性を持つ関数を生み出しているのである。私はそれを体現している。谷山豊、志村五郎、唐木俊介。

昼過ぎには帰宅して、コタツで昼寝。からの、ストレッチをするように穂村弘のエッセイを読んだ。氏は中学時代の1年間、昼の弁当がずっとカッパ巻きだったという。とてもいい。

 

3/17(月)

出社して1時間半くらい経った頃、ふいに目眩がした。あれ?と思っていたら、だんだん寒気がしてきて、これは完全におかしい。と、早退。近所の診療所に着くと、駐車場の壁面に「前向きに駐車してください」とある。病は気から。これも治療のうちだ。と言い聞かせてポジティブな駐車を心がけた。

検査ではインフルエンザもコロナも陰性ということだったが、おじさんはしんどい。38.8度。

 

3/18(火)

38度台を右往左往。世界経済などどうでもいい。

 

3/19(水)

37度台に戻った。CO2削減などどうでもいい。

 

3/20(木)

朝6時、36.3度にて、もう行けるぞと出社を決意。同僚に菌を移さないように、念のため宇宙服で行った。すこし暑かった。

今日はTBSモニタリングの総集編をやっていた。目黒蓮に目がハートになっていた奥さんは、5分後に木村拓哉に目がハートになっていた。その5分後には佐藤健、岩田剛典と、ずっと目がハートである。誰かが出るたびに「かっこいい…」と言うので、すかさず「ありがとう」と返すが反応はない。娘たちは…と見ると、ふたりで1台のiPadを見ながら顔痩せの運動に励んでいる。それぞれがそれぞれの人生を生きている。

 

3/21(金)

なくなりかけの歯磨きが、まだ出る。チューブはどう見てもぺちゃんこだが、全力で絞れば、結局少しだけムニッと出てくる。というのが一週間以上続いている。おそらく永遠になくならない。

歯磨きといえばフッ素である。フッ素といえば、昔Twitterで「フッ素は、笑っている」とツイートしたら、タイムラインの猛者たちから、

「チッ素は、拗ねている」

「塩素は、泣いている」

「ヒ素は、秘めている」

というコメントが続けて届いて驚愕していたところに

「モリブデンは、盛っている」

という一文が届いて昇天したことがある。様式美、スピード、知性、全てを兼ね備えた輝かしき昇華であった。

 

3/22(土)

春のあたたかさ。風に乗り、花粉が舞いに舞っていた。何の種類か知らないが、最近飛んでいる花粉は奥さんにヒットしている。今日は特にひどかったようで、時々、聞いたこともないような、部長クラスのくしゃみを発していた。

 

3/23(日)

家族でフジグランへ行くと、猿回しのパフォーマンスをやっていた。おじさんの合図に合わせて、猿が障害物を飛び越えたり、竹馬に乗ったりして、実に見事であった。観衆も大いに盛り上がっており、終了後の投げ銭も多かった。こういうのは商業施設からも出演料が出るのだろうか。出演料と投げ銭だけで人件費や猿件費、その他経費は賄えるのだろうか。

 

3/24(月)

街角のクリエイティブで「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の映画評を読んだ。おもしろすぎる。

ところで私的にはこの映画は「サラリーマンと資本主義」の話なのである。私を含め、世界中の会社員が毎日やっていることを少しだけ大袈裟に表すと、この映画になる。

 

3/25(火)

「夜空の星を見ると小さいことは気にならなくなる」という人がいるが、星というのは見た目が小さいので、それを見ている時点で結構小さいことを気にしている。あと、流れ星が流れる間に願い事をすれば叶うと言うが、流れ星というのは、ほんの一瞬である。あのコンマ数秒の間に何かを考えられるような人間は超人なので、何でも実現できるのである。

 

3/26(水)

急に暖かくなった。夜も寒くなかったので羽毛布団をしまい、毛布一枚で寝た。

寒かった。最高裁まで行く。

 

3/27(木)

パンツのゴムがヨレヨレになっても、すぐに新品を買わずに「まだいける、あと少し履ける」と、限界まで履き続けるスタンスなのだが、今日ジムで見たおじさんのパンツは、生地が薄くなりすぎているのか、両ケツに穴が空いていた。

己の甘さを知った。井の中の買わずとは私のことである。

 

3/28(金)

かなり久々に飲み会なるものに参加。最後にアルコールを口にしたのはいつだったろうか。

人が集まるというのは、それだけで楽しい。

 

3/29(土)

なくなりかけの歯磨きが、まだ出る。

 

3/30(日)

9時間眠り、元気100倍!アンパンマン!みたいな感じで起きた。

夕波狙いで日本海へ。道中radikoでBeforeDawn拝聴。

久々の冬型。着いたら予報と打って変わって強烈なオンショアで撃沈。

 

3/31(月)

月の変わり目、ウチヤマダフーヅ朝礼で気を引き締めた。強烈なモットー。言い切ることの大切さ。

夜はジムへ。サウナから出てきて水風呂に入る時、必ず「シャーッ!」と声を出すおじさんがいる。名前は存じ上げないが、どうせ勝俣さんだろう。

 

 

3月が終わった。

 

 

 

 

---

Copyright© なんかいいたい , 2025 AllRights Reserved.