暗い時にしか通ったことがない道があります。
日本海にサーフィンに行く時、行先によっては通ることになるその道が、以前から少し気になっていました。
先日久しぶりに通ったので、車から降りて1枚。
いつもは僅か1~2分で通り過ぎてしまう短いこの道・・・。
狭いその道が駅前のメイン通り、写真を撮ったのはサーフィンの帰りです。20時頃でしょうか。建ち並ぶ町屋を一軒ずつ眺めるも、どこにも灯りは灯っておらず、人の気配を感じない寂しさがまた風情あり。鳥取県日野郡の「黒坂」という小さな町、江戸時代、山陰は鳥取、山陽は岡山をつなぐ「日野往来」の宿場町として栄えたそうです。シャッターを押して立ちすくむ、無音で束の間チルアウト。
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その3日前の20時前、神宮前1丁目、いつも通る歩道橋の上から1枚。
光の先には渋谷の街、電光石火で人も車も吸い込まれていきます。
見下ろす明治通り、こちら原宿も江戸時代は鎌倉街道の宿場町。
往来の差はあれど、同じ宿場町でこうも違うか・・・。
コントラストでクラクラしますよ。
・・・っていう。
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