唐木俊介のブログ

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左ききのエレン

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最近何かを読んで泣いたのは、小説でいうと先日再読した浅田次郎さんの「壬生義士伝」。学生時代に一度読んでいて十数年ぶりだったけれどやっぱり泣けた。漫画でいうと・・・「スラムダンク」で桜木と流川がハイタッチして以来じゃないかな。もう20年以上前でしょうか・・・最近とは言えないですね。

 

 

 

普段漫画をほとんど読まないのですが、連日タイムラインに流れてくる「左ききのエレン」という作品が気になっていて、ちょっと読んでみたら、これがもう・・・(プルプル・・・)刺さりまくる。その日のその時間は別の本を読もうと思っていたのに、ジャンプ+というアプリで少しだけ・・・と読み始めたら、もう止まらなかった。第1話から11話までリリースされているのですが、もう一気に読んだ。自戒の念にエグられたり、人間ドラマに胸が熱くなったりで、ひたすら没入。11巻のラストはもうアカンかった。泣いてもた。

 

 

ちなみに、ちょうど単行本の第1巻が刊行されたばかりです↓↓

 

 

 

 

 

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「オレは何かになるんだ」

 

 

大手広告代理店の新人デザイナー「光一」が、いつか大成することを夢見てひたむきに努力する日々が綴られているのですが、広告とは全然違う業界に属している自分でも、一介のサラリーマンとしてこれはきた。グッときた。「天才になれなかった全ての人へ」というのがこの漫画のテーマですが、そういう人=天才になれなかった人というのは、多分、いや確実に結構いるわけで、もう誰が読んでも刺さるのではないかと、そう思います。あくまで予測ですが、「天才」にも刺さる・・・。僕は天才じゃないから知らんけど、多分刺さるはず(無責任恐縮)。

 

 

 

作者のかっぴーさんに画像使用の旨確認させていただきました。

 

 

 

皆様、中学生や高校生の頃は何になるつもりでしたか?その頃本気で追いかけていたその夢と現在の自分を比較してみて、どうですか?僕はもう、まったく違うわけですよ。まったく。でも、それで人生ゲームセットかというと、決してそんなことはない。思った通りに進まないからこそ出会えた大切な人や物事もあるわけで、そういう巡り合わせで形成された今の自分は何をやりたいか、どうなりたいかというのは常にあるはず。じゃあそれは何なの?・・・それを考えることをやめたら本当にゲームセットだと、この漫画は教えてくれます。刺して、エグってくる。逃がさない。

 

 

 

そんな自戒と、夢追う者たちの人間ドラマが織りなす感動の波が交互にやってくる。ずっと。

 

 

 

もうマジで泣ける。ご興味ある方は是非。

 

 

 

 

 

そして第12話はよ。待てんわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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