唐木俊介のブログ

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秋深まる。感慨に耽る。そして・・・

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休日の朝、娘の学校行事で小学校へ。空気ひんやり11月頭、紅葉の季節ですね。

 

 

校庭の周りに生える樹々の葉もところどころ紅くなっていました。

 

 

 

 

高台から見下ろす福山の街は朝霞の中ですが、紅い葉の遥か向こうに見える福山城の天守閣、毅然と聳える姿についシャッターを押してしまうのであります。

 

 

 

 

 

 

娘の出番のためにバズーカレンズとビデオカメラ、三脚と撮影する気満々で向かったのですが、娘の出番が来るまでは校庭をうろつき、目に留まるものを端からカシャカシャやっていました。やる気と同時に怪しさも満々な私なのであります。

 

 

 

30年前、自分も通っていた小学校の校庭の片隅には変わらず「百葉箱」がありました。ただし中には温度計も湿度計もない。もはや「中」と呼ぶべき空間がない。

 

 

 

 

30年経ったそれは側面も底面もなく、ただの「屋根」と化していました。嗚呼。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて今日は何があったかというと、小学校の音楽発表会。

 

 

 

 

 

娘は小学2年生なのですが、親バカの部分を偽りなく差し引いても、合唱の「赤い屋根の家」という歌が実に良かった。初めて聴いた歌でしたが、なかなかノスタルジックな内容で、結構心に響いた。子どもの歌と侮ることなかれ。良い歌です。歌詞をネットから引っ張りました↓↓

 

♪電車の窓から 見える赤い屋根は
小さいころ僕が 住んでたあの家
庭にうめた柿のタネ 大きくなったかな
クレヨンの落書きは まだ壁にあるかな
今はどんな人が 住んでるあの家

♪背伸びして見ても ある日赤い屋根は
かくれてしまったよ ビルの裏側に
いつかいつか僕だって 大人になるけど
秘密だった近道 はらっぱはあるかな、
ずっと心の中  赤い屋根の家

 

 

 

ちょうど30年前に自分が通った小学校の、色こそ違えどボロボロになったもう使われることない百葉箱の屋根と、歌に出てくる赤い屋根。もう戻らない時間のことを思い、嗚呼なるほどね・・・と子どもたちの歌声を聴いて訳のわからない感慨に浸っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、その後の合奏が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まつり」by 北島三郎。

 

 

 

 

おい運営側!!選曲おい!!

 

 

 

 

思わずツッコミたくなる選曲。これが日本の祭りだよ〜♪ ってか。振り幅考えろよな。えらい俺の感情弄ぶやん!? さっきまでの感慨はどこへやら。驚きのあまりヒーハー言いそうになったわ。

 

 

 

 

まあよかったけど。娘よ、よく頑張った。また来年、楽しみにしてます。

 

 

 

 

 

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