築32年の家に4年前から住んでいます。古い家なので結構いろんなところが劣化してまして、庭の外壁にところどころヒビが入っているなどもその一例です。買った時から数か所ヒビが入っていました。中でも敷地の角の1箇所だけは少し広め、3ミリほどのヒビでした。小指の先が入らないくらいのヒビ。
3ミリのヒビとはいえ、ゴツゴツしたコンクリートの壁がある日突然崩れることはない。大勢に影響ないだろう・・・そう自分に言い聞かせ、ヒビなど気にせず過ごすヒビだったのですが、先日のこと、娘と公園に行こうと歩いている時にふとそこを見ると、
「!」
なんだかヒビが広がっているのであります。これは明らかに広がっている。
なぜだ!?
と考えなくても、実はもう見当がついています。
その壁の内側に聳え立つコレです↓↓
ウバメガシ(=通称『バベ』)の木です。高さ250cmほどでしょうか、家を買った時から庭の一角に生えていたのですが、もうね、この木の生命力っていうんですかね、凄いんです。ボーボーなんです。ちょっと枝が伸びてきたな~と剪定しても、3カ月くらい経ったらもうボーボー。どこからということもなく、幹からも枝からも新しい枝がどんどん生えてくるのであります。この木の樹液をベースに育毛剤を作ったらリアップどころじゃない、世界最強の育毛剤ができるんじゃないかと思います。そのくらいの生命力の塊が我が家の庭に生えているわけです。もうね、魔力を感じるほどの生命力で、僕も辟易していました。だってコレですよ↓↓
・・・。
BO & BO, Yeah.
・・・。
もう手に負えん。
たぶんね、コイツです。我が家の壁を破壊しようとしているのは、たぶん根。
いやたぶんじゃなくて絶対に。おそらくこの家が建った32年前からこの場所で成長し続けたこの木・・・定期的に剪定されてきた地上部分だけではなく、土中の根もおそらくボーボーなはず、その持ち前の生命力で、我が家の外壁や基礎部分を押し割らんとしているのであります。
ちょっと測ってみると、
外壁部分で7mm、基礎部分で11mm・・・これはヒビではなくて、隙間だ。恐るべし自然のチカラ。これは放っておいてはいけない。『十戒』の例のシーンみたいになったらどうする俺…。
嗚呼。これはいかん。この木を、その根を、抜かねば・・・。
そう思い立ったのでした。
~ 続 ~
2/5追記:続編書きました↓↓
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