唐木俊介のブログ

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和室の照明をイジった件。

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こんにちは。今日の広島の最高気温は25度。4月ですが1日中半袖なので、もう夏ということでいいかと思うのですがいかがでしょうか。

 

 

ノーサーフな週末、隙間時間で久々に家の中を弄りました。

 

 

その一部を書いておきます。

↓↓和室の照明です。

 

 

控えめに光るのはLEDの裸電球。シェードを天井に固定しました。このシェードは4年前に板金職人の叔父に作ってもらった銅板のシェード。天井からぶら下げて使っていましたが、漆喰のリフォームの際に外したままになっていました。

 

今回はぶら下がり式ではなく、天井から5センチほど隙間を開けた位置で固定できるように細工をして取り付けました。内側を少しだけ金属磨きで磨いて光が反射するようにしました。

 

 

 

 

↑↑電気を消すとこんな感じ。しっかりと緑青に覆われて良い味出しています。ちなみにこちらのシェード、ただ酸化したのではなく、入手時に少し細工をしています↓↓

 

 

こちらは4年前、成形されたシェードが叔父から送られてきた時の写真。銅板は10円玉と同じで最初はピカピカの状態なのですが、これに硫黄液(昔は入浴剤で売られていましたが、現在は入手困難)を塗って硫化させ、燻して変色させた時の写真です。手元の液体は硫黄液=空気中の水素と結合して腐卵臭を発生しますので作業中は結構キツい。集中して一心腐卵に塗りたくるというやつです。

 

ちなみに側面は「網代」というテクスチャで、和室に合わせるためにこの地柄でオーダーしました。とても気に入っています。

 

 

 

紐が無かったので、娘の凧糸を少しカット、三つ編みにして蜜蝋を塗りたくり、持ち手は銅板をカットしてクルクルと巻きつけました。そのうち和紙紐に付け替えますが、今はこれでしのぎます。市販の引き紐はどうも味気ないんでね。はい。

 

 

 

  ↓↓

 

 

 

よしよし。

 

 

といった感じで、和室も少しずつですが手を加えています。まずはシェードです。進み具合は3分の1といったところでしょうか。

 

次は襖紙と押入れの建具です。購入時にボロボロだった押入れのドアの襖紙、娘達が走り回っているうちにビリビリと破れたので、全て剥がして下地を白く塗り、穴が開いたところには板をカットして貼り付けています。取っ手は海で拾ってきた流木をカットして取り付けています。これはこれでい・・・・いや良くない!!早くなんとかしたい。襖は自分でやります。建具は木楽亭のKさんにお願いします。

 

 

銅板を天井に取り付ける細工、久々の細かい作業で面白かった。それこそ一心不乱にやったので写真など1枚もない・・・。ブログを書いているのに写真を忘れるとは・・・まあそんな日もあります。

 

 

さて、照明が変わった和室で酒でも飲むかと企む日曜の夜なのでした。

 

 

 

 

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