ゴオゴオ言うてます。
住んでいる地域をなぞるような直撃予報だったので海に行くのをやめて家で過ごしています。15時くらいからでしょうか、だんだんと暴風域が近づいていて、ちょっと窓を開けると雨粒が吹き込んできます。台風18号。タリム。このまま夏を連れ去ってくれ。・・・タリム、台風の名前って変なのが多いな・・・。ちなみに台風の名前は、『台風委員会』(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)が提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられているそうです。知らんけど。
数年に1度、同じ名前が巡ってくるのですね。でも「タロウ」とか無い。たまにはつけろよな。「非常に大型で強い台風19号、タロウですが、現在・・・」言っているアナウンサーの名前が太郎だった場合、隣の女子アナがちょっと「プッ」ってなるっていう。知らんけど。
なんとなく撮ってみました。写真左上の軒から垂れる雫は丸く、右側の雨は線状に写っています。落下速度の違いで、同じ水滴でも見え方が変わってしまいます。知らんけど。
雨の絵を描けと言われたら、どう描きますか?僕は無数の線を描くような気がします。でも雨を表すために「線を描く」のは日本独自の手法だそうです。知らんけど。
こちらは歌川広重が描いた夕立の描写。それまで西洋に無かった「線で雨を描く」という手法は日本の浮世絵がその発端だったようです。知らんけど。
西洋では、
雨の絵といえばこういう絵ばかり。こちらは春の雨を描いたピサロの一枚。印象派の巨匠ですね。知らんけど。
濡れた地面が鏡のように鮮やかな緑や人々、馬車などを映し出していて、確かに雨の風景だと感じます。ただ、水滴が「降る」様子は描かれていません。タテ線は描かれていない。これは不思議。日本と西洋の雨に対する捉え方の違いですよね。線での雨の描写は西洋において大変画期的で、その後の西洋美術界に「ジャポニズム」というムーブメントを起こすそうです。つまり歌川広重は浜田雅功率いる H jungle with T よりも先にムーブメントを起こしたということになります。これはまさに wow wow tonight な事実なのであります。知らんけど。
ちなみに前述の歌川広重の作品はあのゴッホもその描写に感銘を受けて模写したそうですね。ただ模写したといっても、ゴッホが有名になるのは本人の死後15年後と言われていますので、ある無名画家が、憧れの浮世絵作品を模写しているに過ぎないのですが。しかもゴッホの代表作は「ひまわり」・・・。僕はなんだかよくわかりませんが向日葵が咲く様を思い浮かべて「晴れとるやん!!」と思いました。
知らんけど。
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